『ローゼンメイデン ゲベートガルテン』は、2007年3月22日にタイトーがPlayStation 2向けに発売したキャラクターゲーム。ジャンルは「アドベンチャー+空中格闘対戦」で、原作漫画およびアニメ『ローゼンメイデン』の世界観をもとに、ドールたちによる“アリスゲーム”を空中戦形式で描いた作品です。
ゲームはアドベンチャーパートと格闘パートで構成されており、プレイヤーは物語を読み進めながら、ドール同士の戦闘を操作します。戦闘は3D空間で展開され、空中を自由に移動しながら射撃や近接攻撃を繰り出す形式。『サイキックフォース』シリーズに近い操作感で、各キャラクターには固有の技や演出が設定されています。
アドベンチャーパートでは、原作第2期『トロイメント』をベースにしたストーリーが展開され、選択肢によって分岐するマルチエンディング構成。劇中劇「くんくん探偵」も登場し、ファン向けの演出が多数盛り込まれています。ゲームを進めることで、使用可能キャラクターや鑑賞モードが解放される仕様です。
通常版に加え、初回限定版には水銀燈をモチーフにした懐中時計が同梱され、PEACH-PIT描き下ろしのイラストが文字盤に使用されています。キャラクターはフルボイスで収録されており、アニメ版の声優陣が出演。演出面ではCGムービーやボイスドラマも挿入され、物語の没入度を高めています。
原作はPEACH-PITによる漫画『ローゼンメイデン』。本作はそのアニメ版第2期『トロイメント』をベースにしたゲーム作品であり、ドールたちによる“アリスゲーム”を空中戦形式で描いた構成となっています。原作の設定やキャラクターを忠実に再現しつつ、ゲーム独自の展開も加えられています。













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