『MELTY BLOOD Act Cadenza』は、伝奇ビジュアルノベル『月姫』の世界観とキャラクターを基にした2D対戦格闘ゲーム。2006年8月10日にエコールソフトウェアからPS2で発売されました。その3年後には、新キャラクターの追加やシステムを刷新した続編にしてシリーズ完結編となる『MELTY BLOOD Actress Again』が、同じくPS2で登場しています。物語は、原作『月姫』で描かれなかった「タタリ」と呼ばれる謎の現象を巡り、吸血鬼アルクェイドや殺人貴としての能力を持つ遠野志貴といった異能者たちが、再び夜の街で激突する導入で始まります。

ゲームの目的は、弱・中・強の攻撃ボタンとシールドを駆使して相手の体力をゼロにすることです。プレイヤーは、攻撃を当てることで蓄積される「マジックサーキット」を消費して強力な必殺技や「EXエッジ」を放ちます。本作の核心は、スピーディーな空中ダッシュや2段ジャンプを駆使した空中戦の自由度に加え、各キャラクターの性能を根底から変化させるシステムにあります。『Actress Again』では、スピード重視の「クレセントムーン」、火力重視の「フルムーン」、バランス型の「ハーフムーン」という3つのスタイルを選択可能となり、同じキャラクターでも全く異なる戦術で戦える奥深さが実現されています。

本作の最大の特徴は、同人ゲームとして発足しながらアーケードへ進出し、商業作品としてもトップクラスの競技性を確立した点です。ガードを弾いて反撃する「シールド」による読み合いの熱さや、コンボをつなげて大ダメージを与える爽快感は格闘ゲームファンから高く評価されています。また、原作者である奈須きのこが監修したフルボイスのストーリーモードでは、原作本編ではあり得なかったキャラクター同士の掛け合いや、「メカヒスイ」「ネコアルク」といったコミカルなキャラクターの活躍も描かれ、ファンアイテムとしても極めて高い完成度を誇ります。

本作の原作である『月姫』およびTYPE-MOON作品の世界観設定や用語を網羅し、キャラクターの背景をより深く理解するための公式設定資料集です。
月姫読本 Plus Period

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