『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』は、ウルトラシリーズを題材とした3D対戦格闘ゲームであり、「Fighting Evolution」シリーズ第4作にあたります。前作までの原作再現路線から一転し、本作ではゲームオリジナルのストーリーと演出を重視した構成となっています。ウルトラモードでは、復活した怪獣や宇宙人による侵略に対し、ウルトラ戦士たちが立ち向かう展開が描かれます。登場キャラクターには、シリーズ初登場となるブルトンやジェロニモン、メフィラス星人などが含まれ、ゲームオリジナルの改造怪獣やカオスロイドも多数登場します。
ゲームシステムは前作から大幅に変更されており、「ふらふらゲージ」が廃止され、代わりにR1ボタンで溜める必殺技ゲージが導入されています。ゲージを最大まで溜めることで一撃必殺技が使用可能となり、戦闘の緊張感が高まります。また、特定の技を当てることで発動する「ネビュラコンボ」や、チャージアタック同士のかち合いによって発生する「ストレングスモード」など、独自の演出が追加されています。つかみ技も派生選択式に変更され、戦術の幅が広がっています。
演出面では、必殺技のカメラワークやエフェクトが強化され、ウルトラマンや怪獣の動作がよりダイナミックに表現されています。特にスペシウム光線やウルトラダイナマイトなどの演出は、原作を超える迫力を持ち、シリーズの中でも特異な存在感を放っています。ウルトラモードのシナリオは全編オリジナルで構成されており、カオスロイドによる光の国襲撃や、ネオカオスダークネスとの最終決戦など、独自の展開が展開されます。
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