『ウイニングポスト7』は、2004年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)よりWindows版が発売された競馬シミュレーションゲームであり、シリーズ第7作にあたります。ゲーム開始年度は1984年に設定されており、シンボリルドルフやオグリキャップなどの史実馬と対決しながら、競馬界での成功を目指す構成となっています。プレイヤーは馬主として競走馬の育成・配合・出走を行い、最優秀馬主賞の獲得を目指します。
本作では、馬主タイプとして「ノーマルタイプ」「大牧場タイプ」「大馬主タイプ」の3種が選択可能で、それぞれ初期条件やプレイスタイルに違いがあります。配合理論には「血脈活性化配合」「昇華配合」「融合配合」などが導入されており、系統確立や親系統昇格の条件も複雑化しています。また、WP7マルチリンクというネットワーク機能が搭載されており、全国のユーザーとレース番組表に沿って競走馬を出走させることが可能です。
シリーズ初の音声実況が「2010」版から導入され、実況はフリーアナウンサーの矢野吉彦が担当しています。以降の年度更新版として「マキシマム2006」「マキシマム2007」「マキシマム2008」「2010」「2012」「2013」が発売され、PlayStation 2/PlayStation 3/PlayStation Portable/PlayStation Vita/Wiiなど複数のプラットフォームに対応しています。史実馬の登場タイミングはAモード(史実通り)とBモード(ランダム)で選択可能です。
マイナーチェンジ版
マキシマム2006/2006年3月16日
2006年度JRA番組表に対応。『G1ジョッキー4』との連動機能を搭載。
マキシマム2007/2007年3月29日
2007年度データに更新。新イベントやムービー追加。
マキシマム2008/2008年3月13日
2008年度データに対応。「大馬主タイプ」など新馬主タイプが追加。
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