『レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-』は、2005年に元気（GENKI）から発売されたPlayStation 2用の首都高バトル系レースゲームで、同社の人気シリーズ『首都高バトル』の流れを汲むスピンオフ的作品です。本作では、東京の首都高速道路「C1ルート」を舞台に、リアルな市販車をカスタマイズして最速を目指すストリートレースが展開されます。

ゲームの最大の特徴は、実在する国産車・輸入車を多数収録し、それらを細かくチューニングできる点にあります。エンジン、サスペンション、エアロパーツ、ホイールなどのカスタマイズが可能で、見た目だけでなく性能にも大きく影響を与えます。また、エンジンスワップやフルチューン時のスペック検証といったマニアックな要素も盛り込まれており、車好きにはたまらない内容となっています。

ゲームモードには、ライバルとの一騎打ちを繰り返していく「クエストモード」や、特定条件で出現する「ワンダラー」など、やり込み要素も豊富。軽トラックで首都高最速を目指すといったネタ的な遊び方も可能で、自由度の高さが魅力です。