『メンアットワーク!3 愛と青春のハンター学園』は、昼は学園生活を送り、夜は街に出没するモンスターを退治する「ハンター」を目指す若者たちを描いた育成シミュレーションRPG。2004年05月27日にKIDからPlayStation 2で発売されました。本作は、Studio e.go!から2002年に発売されたPCゲームの移植版です。舞台となるのは、人々を襲う怪物が日常的に存在する世界。亡き父のような立派なハンターになることを夢見て、名門「ハンター養成学校」に入学した主人公・アレクは、幼馴染やクラスメートたちとパーティを組み、一人前の資格を得るために厳しい実習や課題に挑みます。
ゲームプレイは、一日の行動を「昼」と「夜」の二つのパートに分けて進行します。昼の「学園パート」では、座学や武術の授業を選択して主人公のステータスを強化したり、校内を移動してヒロインたちと会話を交わし好感度を上げたりします。夜の「ハンターパート」では、ヒロインの中からパートナーを選んで旧校舎や地下水道といったダンジョンへ向かい、徘徊するモンスターと戦います。戦闘はクォータービュー形式で展開され、武器による攻撃や魔法、そしてパートナーとの連携を駆使して敵を撃破し、素材を集めて新たな装備を開発するというサイクルで強くなっていきます。
本作の独自性は、PC版から大幅に強化されたシナリオとキャラクター要素です。PS2版オリジナルの新ヒロインとして、無口でミステリアスな少女「日下部湊(くさかべ みなと)」が追加され、彼女にまつわる新規シナリオが展開されます。また、既存のヒロインたちにもイベントCGやエピソードが多数追加されており、山本和枝氏が描く魅力的なキャラクターたちとの学園生活がより深く掘り下げられています。モンスター退治のスリルと、青春ドラマのような甘酸っぱい恋愛模様の両方を楽しめるボリューム満点の作品となっています。
原作を手掛けたStudio e.go!(スタジオ・エゴ)は、山本和枝氏が設立したPCゲームブランドであり、シミュレーションRPGと恋愛アドベンチャーを融合させた作風で一時代を築きました。山本和枝氏の描く、柔らかく温かみのあるキャラクターデザインは本作の大きな魅力です。そのアートワークに惹かれた方は、数多く出版されている画集を手に取ることで、氏が描くファンタジー世界の広がりに触れることができます。
山本和枝 画集













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