『マグナカルタ』(MAGNACARTA)は、2004年11月11日にバンプレストから発売されたPlayStation 2用のファンタジーRPGで、韓国のゲーム開発会社SOFTMAXが手がけた作品です。美麗なビジュアルと重厚な世界観、そして韓国の人気イラストレーターキム・ヒョンテによるキャラクターデザインが話題を呼びました。
物語の舞台は、人間とヤソンという異なる種族が共存する大陸「イフェリア」。プレイヤーは、傭兵部隊「紅の旋風」の隊長カリンツとして、記憶を失った少女リースと出会い、戦乱の中で“救援の光”を探す旅に出ます。やがて明かされるリースの正体や、種族間の対立の真実など、ドラマチックな展開が待ち受けています。
戦闘は「トリニティ・アクション・システム」と呼ばれるリズム入力方式を採用しており、タイミングよくボタンを押すことで技を発動します。また、属性「カン」や戦闘スタイル(修羅・羅刹・夜叉)など、独自のシステムが多数盛り込まれていますが、複雑な仕様や長いロード時間、テンポの悪さなどがプレイヤーの評価を分ける要因にもなりました2。
本作は後にPSP版『マグナカルタ ポータブル』や、Xbox 360向けの続編『マグナカルタ2』へと展開され、シリーズとして一定の人気を博しました。
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