『ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~』は、今川泰宏監督による傑作OVAを題材にしたロボットアクションゲームです。2004年11月3日にディースリー・パブリッシャーからPlayStation 2用ソフトとして発売されました。開発は『地球防衛軍』シリーズや『鉄人28号』で知られるサンドロットが担当しており、その独特のノウハウを活かして巨大ロボットの重量感と破壊力を表現しています。
本作の最大の特徴は、プレイヤーがロボットのパイロットとしてコクピットに乗るのではなく、主人公・草間大作としてフィールド上を駆け回り、遠隔操作でロボットに指示を出す点にあります。プレイヤー(大作)は、敵ロボットやBF団のエージェントから逃げ回りながら、自身の相棒であるジャイアントロボに「パンチ」や「ミサイル」といった攻撃命令を下します。視点は常に大作の背後にあるため、見上げるようなアングルで巨大なロボット同士が激突する、圧倒的な迫力を体験できます。
ストーリーモードでは、原作アニメの名シーンを追体験できます。大怪球フォーグラーや十傑集との死闘、そして衝撃的な結末までが描かれ、山口勝平氏をはじめとするオリジナルキャストによるボイスも収録されています。巨大ロボットならではの「遅さ」や「重さ」を再現した挙動は、爽快感重視のアクションゲームとは一線を画すものであり、思い通りに動かないもどかしさも含めて「操縦者」の苦労と責任を味わえる硬派な作りとなっています。
本作の主人公・草間大作は、父から託された腕時計型の操縦機でジャイアントロボを動かします。この腕時計は、父の遺志と強大な力を制御する責任の象徴です。現代社会において巨大ロボットを操ることはできませんが、父から子へ受け継がれるような、機械式の腕時計を身につけることで、時を超えて受け継がれる想いや、精密機械が刻む「時」の重みを感じることができます。













コメントを追加