『3LDK♥〜幸せになろうよ〜』は、両親の海外赴任を機に一人暮らしを始めた主人公のもとに、個性的な美少女たちが次々と押しかけてくるドタバタ同居生活を描いた恋愛アドベンチャーゲーム。2004年07月01日にプリンセスソフトからPlayStation 2で発売されました。本作は、2003年にDEEPBLUEから発売されたPCゲーム『3LDK』のコンシューマー移植版です。主人公・灘細浅葱(なだめ あさぎ)は、3LDKの広いマンションで気ままな独身生活を夢見ていましたが、幼馴染や先輩、後輩といったヒロインたちがそれぞれの事情で転がり込み、一つ屋根の下での賑やかで甘い共同生活が幕を開けます。
ゲームプレイは、テキストを読み進めながら選択肢を選んで物語を分岐させるオーソドックスなノベル形式で進行します。舞台がマンションの一室という限定された空間であるため、朝の目覚めから放課後、そして就寝までの生活全般がイベントの対象となります。PS2版では、PC版のシナリオをベースにしつつ、家庭用向けにリファインされ、さらに新ヒロインとして主人公の従姉妹「千川千歳」が追加されました。彼女を中心とした新規シナリオや、既存ヒロインとの新たなイベントも収録されており、よりボリュームのある物語を楽しむことが可能です。
特筆すべきは、きみづか葵氏と蓮見江蘭氏による美麗なキャラクターデザインと、同居シチュエーションを活かした親密な距離感の描写です。エプロン姿での料理や、お風呂上がりのハプニングといった「お約束」を網羅しつつ、共同生活を通じて深まる家族のような絆と、そこから生まれる恋心が丁寧に描かれています。豊口めぐみ氏やこやまきみこ氏といった豪華声優陣によるフルボイス演出が、ヒロインたちの個性を際立たせ、賑やかな日常を鮮やかに彩っています。
原作を手掛けたDEEPBLUEは、きみづか葵氏のキャラクターデザインを売りにした作品を多く輩出したブランドです。本作のような一つ屋根の下でのハーレムシチュエーションは、ラブコメディの王道として長く愛されています。共同生活特有のドタバタ劇や、ヒロインたちの可愛らしい日常に興味を持った方は、関連するドラマCDや、同ブランドの他作品をチェックすることで、その華やかな世界観をより深く楽しむことができるでしょう。













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