『エスプガルーダ』は、ファンタジーとスチームパンクが融合した独創的な世界観を持つ縦スクロールシューティングゲームです。2004年6月17日に株式会社アリカからPlayStation 2で発売されました。
本作は、アーケードで人気を博したケイブ製シューティングの移植版です。最大の特徴は、主人公の性別と能力を変化させる「覚聖(かくせい)」システムです。ボタン一つで「覚聖」状態になると、画面内の敵弾スピードが劇的に遅くなり、普段なら避けられないような濃密な弾幕をスローモーションのように回避できるようになります。さらに、この状態で敵を倒すと、画面上の弾がすべて「金塊」に変化して得点となるため、ピンチをチャンスに変える爽快感と、ジャラジャラと音を立てて得点を稼ぐ快感を同時に味わえます。
プレイヤーは、生体兵器「ガルーダ」としての運命を背負ったアゲハ(兄)とタテハ(妹)を操作し、敵帝国との戦いに挑みます。家庭用となるPS2版では、アーケード版を忠実に再現したモードに加え、新キャラクターや攻撃システムが追加された「アレンジモード」を搭載しています。また、プレイ中の様子をリプレイとして保存したり、上級者の動きを参考にしたりできる機能も充実しており、弾幕シューティング初心者から上級者まで幅広く楽しめる設計となっています。
評価については、弾幕系シューティングの中でも特に「初心者でも遊びやすい」と評されるバランスの良さが絶賛されています。「覚聖」を使えば難しい局面を強引に突破できるため、クリアのハードルが適度に下げられているからです。移植を担当したアリカの手腕により再現度は非常に高いですが、ステージ間のロード時間がやや長い点だけが惜しまれるポイントとして挙げられます。
本作の重要な要素である「精霊石」や、錬金術的な世界観は、鉱物や宝石の神秘的な美しさを連想させます。ゲーム内で輝く金塊や宝石のように、現実のデスク周りにもキラリと光るアクセントを置き、無機質になりがちな空間に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。













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