『信長の野望・天下創世』は、2004年4月1日にコーエーからPlayStation 2向けに発売されたシリーズ第11作で、戦国時代を舞台に全国統一を目指す歴史シミュレーションです。全国マップを一枚絵で描き、内政・外交・軍事がシームレスに進行するシステムを採用。城下町の発展や領地経営を通じて国力を高め、合戦ではリアルタイム制の戦場で部隊を指揮します。従来作よりも地形や施設の影響が大きく、戦略の幅が広がっています。

2005年1月20日には、無印版に多数の追加要素を加えた『信長の野望・天下創世 with パワーアップキット』がPS2向けに発売されました。パワーアップキットでは、シリーズ初となる「合戦エディタ」が搭載され、戦場マップや出陣武将を自由に設定して史実の合戦を再現したり、架空の戦いを作り出すことが可能になりました。

また「合戦トライアルモード」では、有名合戦やオリジナルの戦場に挑戦し、勝利状況に応じた評価を受けることができます。さらに「領地エディタ」により城下町の配置や施設を自由に設計でき、新シナリオやイベントも多数追加されました。AIやバランスの調整、演出や操作性の改善も行われ、やり込み要素と自由度が大幅に向上しています。