『バトルギア3』は、2003年12月25日にタイトーよりPlayStation 2向けに発売されたリアル志向の公道レースゲームで、アーケードで人気を博したシリーズの家庭用移植版です。

本作は、2002年にアーケードで稼働を開始した『バトルギア3』をベースに、一部のコースや車種を追加したバージョンをPlayStation 2向けに移植したものです。シリーズとしては『バトルギア』の第3作目にあたり、前身である『サイドバイサイド』シリーズを含めると通算5作目となります。

ゲームは、実在する日本車を中心としたラインナップを収録し、峠道やサーキットを舞台にしたリアルな挙動のレースが展開されます。操作感はアーケード版を踏襲しつつ、PS2版独自の「バトルギアモード」などのオリジナル要素も追加されています。このモードでは、1対1のバトル形式でCPUと対戦することができ、勝利することで新たな車種やコースが解禁されていきます。

また、ネットワークエントリーキーに対応したアーケード版の要素の一部を再現しており、車両のチューニングやセッティングの自由度も高く、プレイヤーの好みに応じたカスタマイズが可能です。グラフィックはPS2互換基板「SYSTEM246」によって強化され、前作から大幅に進化しています。

『バトルギア3』は、2002年にアーケードで稼働を開始したタイトーのレースゲームで、リアルな挙動とドリフト操作を重視した峠レースが特徴です。シリーズ初のネットワーク対応作として、NESYSによる全国ランキングやゴースト対戦機能が導入されました。2003年にはバージョンアップ版『バトルギア3 Tuned』が登場し、新車種やコース、匠モードなどの追加要素が盛り込まれています。PS2版はこの『Tuned』の一部要素を取り入れた移植作で、家庭用でも本格的なドリフトレースを楽しむことができます。