『ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド』(Need for Speed: Underground)は、2003年にEA Black Boxが開発し、エレクトロニック・アーツより発売されたストリートレースゲームです。シリーズの中でも特に「スポーツコンパクトカー文化(スポコン)」に焦点を当てた作品であり、深夜の公道を舞台にした違法レースとマシンカスタマイズが大きな魅力となっています。
プレイヤーは無名の走り屋としてキャリアモードを進め、レースで勝利しながらパーツや車両をアンロックしていきます。登場車種は日本車を中心に、欧州・米国のハッチバックやクーペなどが多数収録されており、エアロパーツ、アンダーネオン、バイナルグラフィックスなどのビジュアルカスタムも可能です。レースはサーキット、スプリント、ドリフト、ドラッグ、ノックアウトなど多彩な形式が用意されており、スタイルポイントによって評価が変化するシステムも導入されています。
また、ニトロ(N2O)による加速演出や、夜景を活かしたグラフィック表現が高く評価されており、シリーズの知名度を一気に押し上げた作品として知られています。日本版では「EA BEST HITS」などの廉価版も発売され、メニューの日本語化やグラフィックの追加などが施されています。
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