『Kunoichi -忍-』は、2003年にセガよりPlayStation 2向けに発売された3Dアクションゲームです。『Shinobi』の世界観を継承したスピンオフ作品であり、主人公は朧一族のくノ一「紅(くれない)」です。プレイヤーは紅を操作し、妖刀「悪食(あくじき)」を用いて東京に出現した魔物を討伐する任務に挑みます。前作と同様に高難度のステージ構成と即死要素が特徴で、殺陣(たて)システムによる連続撃破が攻略の鍵となります。
紅は壁走り・空中ダッシュ・二段ジャンプなどの高機動アクションを駆使でき、敵を連続で倒すことで「殺陣フィニッシュ」が発動し、画面演出と共に大ダメージを与えることが可能です。武器は妖刀「悪食」のみで、サブウェポンとして手裏剣と3種の忍術(雷陣・火焔・鎌鼬)を使用できます。ステージ内には隠しアイテムやギャラリー解禁要素が配置されており、周回プレイによって隠しキャラクター「ジョー・ムサシ」などが使用可能になります。
物語は、朧一族の壊滅後に紅が生き残り、東京に現れた異形の存在と戦う構成です。敵勢力は「闇の一族」と呼ばれ、妖刀の力を狙って暗躍します。紅は師である「千代女」の遺志を継ぎ、悪食の力に飲まれぬよう自らを律しながら戦い続けます。CEROレーティングは15歳以上対象で、暴力的・グロテスクな描写が含まれる旨がパッケージに明記されています。
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