『チョロQ HG4』は、2003年にタカラよりPlayStation 2向けに発売されたレースRPGで、チョロQシリーズの集大成として位置づけられるHGシリーズ最終作です。 舞台はチョロQたちが暮らす「チョロQアイランド」。プレイヤーはその住人の1台となり、街での生活やレースを通じてグランプリ優勝を目指します。物語は、かつて「帝王」と呼ばれた伝説のレーサーの失踪事件を軸に展開し、友情やライバルとの絆を描くストーリー重視の構成となっています。

ゲームはRPG要素を強化し、昼夜や季節の変化、アルバイト、イベントなどが盛り込まれています。登場するボディは200種類以上、カスタムパーツは160種類以上、アイテム合成によるパーツ開発も可能で、自由度の高い改造が楽しめます。コースはシリーズ最多の39種類が収録され、街中のイベントやレースを通じて徐々に解放されていきます。

操作性は従来のチョロQらしさを残しつつ、ロジクール製ステアリングコントローラ「GT FORCE」にも対応。テキストはすべてひらがな表記で統一されており、親しみやすさを演出しています。開発はバーンハウスエフェクトが担当し、HGシリーズの締めくくりとして高い完成度を誇ります。