『カラオケレボリューション』は、コナミが2003年から2004年にかけて展開した家庭用カラオケソフトシリーズである。プレイステーション2専用タイトルとして、USBマイクを用いた本格的な歌唱体験を提供し、J-POP・アニメソング・演歌・童謡など多彩なジャンルに対応した作品群が短期間に集中リリースされた。

各タイトルは50曲前後の収録曲を軸に構成され、採点機能・キー変更・テンポ調整・演出モードなど、家庭用ながら業務用カラオケ機に迫る機能を搭載。『通信カラオケDAM』との連携により、音質や選曲の信頼性も高く、個人利用から家族・パーティー用途まで幅広く支持された。

シリーズは「J-POPベスト」系を中心に、季節・テーマ・対象年齢別のセレクション版や、演出強化型の派生作も展開。2003年11月〜2004年3月の間に15本以上が発売されるという異例のリリースペースで、当時のカラオケ需要とPS2の普及を背景に、家庭用音楽ソフトの一ジャンルを築いた。

カラオケレボリューション ラブ&バラード

発売日:2003年11月27日
ラブソングとバラードに特化した構成。『通信カラオケDAM』協力による高音質50曲を収録。しっとりと歌い上げる演出が特徴。

カラオケレボリューション ナイトセレクション2003

発売日:2003年11月27日
ムード歌謡・演歌・昭和歌謡を中心に構成。夜の雰囲気に合う選曲と演出で、年配層にも配慮された一作。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.1

発売日:2003年11月27日
J-POPの定番曲を厳選したベスト選曲版。『ボーイフレンド』『TSUNAMI』など、幅広い層に親しまれる楽曲を収録。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.2

発売日:2003年11月27日
『月光』『fragile』など、感性派J-POPを中心に構成。バラード系の選曲が多く、歌唱力を試される構成。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.3

発売日:2003年11月27日
『イノセントワールド』『チェリー』など、J-POPの王道楽曲を収録。シリーズ中でも人気の高い選曲構成。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.4

発売日:2003年11月27日
『サウダージ』『アジアの純真』など、ポップ系J-POPを中心に構成。テンポの良い楽曲が多く、盛り上がり重視。

カラオケレボリューション アニメソングセレクション

発売日:2003年12月18日
『マジンガーZ』『キューティーハニー』『タッチ』など、昭和〜平成の定番アニソンを50曲収録。演出もアニメ風に強化。

カラオケレボリューション スノー&パーティー

発売日:2003年12月18日
冬の定番ソングを中心に構成。季節感ある演出と、パーティー向けの盛り上がる楽曲が特徴。年末年始向けの一作。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.5

発売日:2003年12月18日
『夏の終わり』『三日月』など、感情表現を重視したバラード系J-POPを中心に構成。静かな時間に適した選曲。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.6

発売日:2003年12月18日
『ね〜え?』『LOVE2000』など、アイドル系・ポップ系J-POPを中心に構成。明るく軽快な楽曲が多い。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.7

発売日:2003年12月18日
『Can You Keep A Secret?』『First Love』など、宇多田ヒカルをはじめとしたR&B系J-POPを収録。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.8

発売日:2003年12月18日
『ultra soul』『LOVE PHANTOM』など、B’zを中心としたロック系J-POPを収録。力強い歌唱が求められる構成。

カラオケレボリューション ドリームズ&メモリーズ

発売日:2004年3月18日
春の出会いと別れをテーマにした構成。卒業・旅立ち・再会などをモチーフにした楽曲が揃い、感情移入度が高い。

カラオケレボリューション J-POPベスト Vol.9

発売日:2004年3月18日
『Choo Choo Train』『瞳をとじて』など、2004年前後のヒット曲を中心に構成。シリーズ後期の安定作。

必要であれば、これらの収録曲一覧、モード仕様、マイク対応状況なども個別に展開可能です。ご希望があればお知らせください。