『バスケリアン』は、近未来を舞台にした3on3形式のバスケットボールアクションゲームです。2003年8月7日に、「乗換案内」などで知られるジョルダンからPlayStation 2用ソフトとして発売されました。
本作は、NBAのようなリアル志向のスポーツゲームとは一線を画す、独自の「SFバスケ」です。プレイヤーは、地球人だけでなくサイボーグやエイリアンなど、個性豊かな80名以上のキャラクターの中からチームを編成し、様々な惑星やコロニーにあるコートで戦います。試合はアクション重視で、通常のシュートやパスに加え、ド派手な「必殺シュート」や、相手を妨害するラフプレーが飛び交う「何でもあり」のルールで進行します。
特徴的なのは、単なる対戦だけでなく、キャラクターごとに用意されたストーリーモードや、試合を通じて獲得できる「カード収集」の要素がある点です。キャラクターを育成し、集めたカードで能力を強化していくRPG的な楽しみ方も用意されています。
しかし、肝心のアクション部分においては、キャラクターの動きが全体的に重く、ボールの挙動やカメラワークに難があるため、スポーツゲームとしての爽快感は薄めです。また、処理落ちが発生しやすい点や、ロード時間の長さなど、システム面での洗練不足も否めません。それでも、独特すぎるキャラクターデザインや、カオスな世界観が生み出す「バカゲー」としての味は濃厚で、一部の物好きなゲーマーの記憶に残る怪作となっています。
本作の舞台は宇宙や未来都市ですが、現実でのバスケットボールは、ボールひとつあればどこでも楽しめる身近なスポーツです。ゲーム内のキャラクターたちのように派手なダンクを決めるのは難しくとも、手になじむボールを持ってコートに出れば、心地よい汗を流すことができます。屋外でも使いやすい耐久性のあるボールは、ちょっとした運動不足の解消に最適です。













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