『花火職人になろう2』は、夜空を彩る打ち上げ花火を自らの手で設計し、打ち上げることができる本格的な花火シミュレーションゲームです。2003年6月26日に魔法株式会社からPlayStation 2で発売されました。

プレイヤーは花火職人の見習いとして「菊玉屋工房」に入門し、親方の指導を受けながら一人前の職人を目指します。ゲームの主な流れは、花火問屋に寄せられる「赤くて派手な花火が見たい」「ハート型の花火を作ってほしい」といった依頼に応じ、火薬(星)の配合や配置を調整して納品することです。依頼を達成して得た資金で新たな技術や材料を購入し、最終的には「全国花火競技会」での優勝を目指します。

本作の最大の特徴は、非常に細かなエディット機能です。「割物」「ポカ物」「型物」といった専門的な花火の種類を選び、火薬の詰め方ひとつで爆発の形や色をコントロールします。さらに、作成した花火を使って「花火大会」を主催することも可能で、BGMに合わせて打ち上げのタイミングやカメラアングルを調整し、自分だけの花火ショーを演出できます。

評価については、自分が作った花火が夜空に広がる瞬間の美しさや、音楽とシンクロした時の感動が高く評価されています。一方で、依頼主の判定基準が厳しく「どこが悪いのか分かりにくい」という点や、地道な作業の繰り返しになるため、根気が必要な「職人ゲー」としての側面も強いです。それでも、夏の風物詩を理論と感性で作り上げる楽しさは、本作でしか味わえない貴重な体験です。

本作のテーマは、一瞬の輝きに魂を込める「職人芸」と、日本の夏を象徴する「花火」です。デジタルの花火も美しいですが、現実の手元で燃える火の粉にも、独特の風情と儚さがあります。熟練の職人が手作業で撚り上げた、極上の線香花火で、静かで贅沢な夏の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

職人手作りの国産線香花火

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