『タイムスプリッター 〜時空の侵略者〜』は、2003年02月27日にアイドス・インタラクティブから発売されたPlayStation 2対応のSFファーストパーソン・シューティング(FPS)。海外では『TimeSplitters 2』としてリリースされ、NINTENDO64の名作『ゴールデンアイ 007』や『パーフェクトダーク』の中核スタッフが設立した「Free Radical Design」が開発を手掛けたことで知られるタイトルです。
本作は、歴史改変を目論む異星人「タイムスプリッター」を追って、1920年代のシカゴ、冷戦下のシベリア、近未来の東京など、様々な時代と場所を転戦するストーリーモードを軸に展開します。60fpsで動作する極めて滑らかな描画と、往年の名作譲りの軽快な操作性が特徴で、家庭用FPSとしての完成度は極めて高い水準にあります。
また、特筆すべきは圧倒的なボリュームとカスタマイズ性です。最大4人での画面分割対戦に加え、ボット(CPU)を交えた多彩なルールのアーケードモード、さらには自分だけの対戦ステージを自由に作成できる高機能な「マップメーカー」まで搭載されており、対戦ツールとして長く遊べる仕様が詰め込まれています。
『タイムスプリッター 〜時空の侵略者〜』は、特定の原作を持たないオリジナルのゲーム作品ですが、開発スタッフの前歴である『ゴールデンアイ 007』の精神的続編として見なされることが多い作品です。












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