『メジャーリーグベースボール トリプルプレイ2002』は、エレクトロニック・アーツ(EA SPORTS)から発売されたメジャーリーグ公式ライセンス野球ゲームで、日本国内ではPlayStation 2用ソフトとしてリリースされました。開発はEA Canadaが担当し、2002年シーズン当時のMLB全30球団と2つのオールスターチームを収録。実名選手はもちろん、当時メジャーで活躍していた日本人選手13名(イチロー、野茂英雄、新庄剛志、石井一久など)も登場。

ゲームモードは、1シーズンを通して戦う「シーズンモード」、短期決戦の「プレイオフ」、好きなチーム同士で対戦できる「エキシビション」、そしてバッティングの腕を競う「ホームランダービー」を搭載。スタメンや先発投手の入れ替え、選手交代などの采配も自由に行え、コンピュータ同士の試合を観戦することも可能です。

選手のフォームは実際のデータをもとに3Dで再現され、イチローの独特な打撃フォームや野茂のトルネード投法なども忠実に表現。球場も公式ライセンスにより実在のスタジアムが再現され、観客の歓声や場内アナウンスが試合を盛り上げます。操作はシンプルで、初心者でも直感的にプレイできる一方、守備シフトや代打・代走など戦術的な要素も盛り込まれています。