『式神の城』は、アルファ・システムが開発した縦スクロール型の2Dシューティングゲームで、PlayStation 2版はアーケード版の移植作品です。プレイヤーは「式神使い」と呼ばれるキャラクターを操作し、東京で発生した猟奇事件の真相を追いながら、異形の敵と戦っていきます。ゲームはショット、式神攻撃、特殊攻撃の3種を駆使して進行し、敵弾に接近することでスコア倍率が上昇する「テンション・ボーナス・システム(T.B.S)」が特徴です。
登場キャラクターは6人で、それぞれ攻撃方法や移動速度、式神の性能が異なります。ステージ間にはキャラクターごとのストーリーデモが挿入され、プレイ内容に応じて物語が展開します。PS2版では、アーケード版で隠しキャラだった「?」も使用可能で、ギャラリーモードやプラクティスモード、処理落ちON/OFF設定などの追加機能が搭載されています。2人同時プレイにも対応しており、キャラの組み合わせによって異なる会話イベントが発生します。
ゲームは全15ステージ構成で、難易度は5段階から選択可能です。敵を倒すことで出現するコインを集めると攻撃力が強化され、ライフや特殊攻撃の弾数も増加します。ただし、ダメージを受けるとパワーダウンするため、リスク管理が重要です。ステージには制限時間があり、時間切れになると無敵の赤鬼が出現するため、迅速な攻略が求められます。
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