『ランナバウト3 ネオエイジ』は、ニューヨーク・マンハッタンを舞台に、依頼を受けた運び屋があらゆる手段を使ってミッションを遂行するカーアクションゲーム。2002年5月23日にイースリースタッフからPlayStation 2で発売されました。その翌年には、収録内容はほぼそのままに低価格化した『SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.9 爆走!マンハッタン ~RUNABOUT3 neoAGE~』が登場しています。物語は、プレイヤーが「組織」からの依頼を受け、盗難車の回収や要人の尾行、あるいはニトロ燃料の運搬といった危険な任務に挑む導入で始まります。

ゲームの目的は、制限時間内に指定された目的地へ到達するか、対象物を破壊・回収してクリア条件を満たすことです。プレイヤーはアクセルとブレーキ、サイドブレーキを駆使して広大な市街地を走行しますが、本作の核心は「交通ルールを守る必要が一切ない」点にあります。歩道や公園、地下鉄の構内をショートカットとして利用できるほか、街路樹、信号機、屋台、さらには停車中の車両に至るまで、街に存在する膨大な数のオブジェクトを破壊しながら突き進むことが可能です。また、ドリフト中に連続して物を壊すことで得点が入る「ドリフトクラッシュポイント」システムや、愛車が全損した際にボロボロの代車で再出撃となるペナルティ要素が、プレイの緊張感と笑いを同時に演出します。

本作の最大の特徴は、開発を手掛けたクライマックスの内藤寛氏による独特の「バカゲー」テイストと、物理法則をあえて無視したかのような豪快な挙動です。スポーツカーやタクシーだけでなく、戦車、F1カー、清掃車といった規格外の車両を使用でき、戦車で砲撃しながら公道を爆走したり、ジャンプ台からビルの屋上へ飛び移ったりといった映画顔負けのアクションが頻発します。破壊したオブジェクトがリスト化されて収集要素となる「OBJリスト」の存在も相まって、単なるレースゲームとは一線を画す、破壊と混沌に満ちた暴走劇が繰り広げられます。

ゲーム内で破壊の限りを尽くした名所やストリートの正確な位置関係を特定し、現実の地図上に自分の暴走ルートを重ね合わせることで、そのデタラメな攻略を別の角度から堪能できます。
ニューヨーク マンハッタン 地図(ポスター・マップ)

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