『SPY HUNTER』は、諜報機関の特殊エージェントとなり、最新鋭の武装車両を駆ってテロ組織「NOSTRA」の野望を阻止するカーアクションゲーム。1983年にアーケードで稼働した同名タイトルのリメイク作として、日本では2002年4月25日にアクレイムジャパンからPlayStation 2で発売されました。本作は日本国内においてはPS2版のみの展開となっていますが、原作の持つ「武装車で敵を破壊する」というコンセプトを3Dグラフィックで現代風に再構築し、映画さながらの派手な演出とストーリー性を加えた作品として新生しています。
ゲームの目的は、全14のミッションごとに設定された「通信施設の破壊」や「敵車両の追跡」といった目標を達成し、制限時間内に脱出することです。プレイヤーが操縦する「G-6155 インターセプター」は、通常はスポーツカーの形態をとっていますが、水上ではボートへ、大ダメージを受けた際や特定の状況下ではバイク型の脱出ポッドへとシームレスに変形する機構を備えています。マシンガンやミサイル、煙幕、オイルスリックといった多彩な武装は、ステージ中に登場する「武器トラック」に乗り込むことで換装・補給が可能となっており、状況に応じた装備の使い分けが攻略の核心です。
本作の最大の特徴は、公道から水上、オフロードへと目まぐるしく変化するフィールドをノンストップで駆け抜けるスピード感と、サリヴァ(Saliva)が手掛けた重厚なロックサウンドによる主題歌「Theme from Peter Gunn」が織りなす高揚感です。走行中にスローモーションで敵車が爆発四散するカメラワークや、道路が途切れた瞬間にボートへ変形して着水するといったダイナミックなアクションが頻発し、単なるレースゲームでもシューティングゲームでもない、スパイ映画の主役になりきって破壊の限りを尽くすカタルシスが確立されています。
本作のような「武装を搭載したスーパーカー」の原点とも言える『007』シリーズのボンドカーを網羅し、そのギミックやメカニズムを詳細に解説したビジュアル図鑑です。
007 ボンドカー ダイキャストコレクション













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