『超!楽しいインターネット“ともだちのわ”』は、PlayStation 2を家族みんなで使えるインターネット端末に変身させる通信コミュニケーションソフト。2002年01月24日にサン電子(サンソフト)からPlayStation 2で発売されました。本作は、パソコンの操作に不慣れな層でも、ゲーム感覚で手軽にウェブサイトの閲覧や電子メールの送受信ができることを目指して開発されました。同社を代表する人気キャラクター「へべれけ」たちがナビゲーターとして登場し、無機質になりがちな設定画面や操作ガイドを楽しく彩ってくれるのが特徴です。
利用には別売りのモデムやブロードバンドアダプターが必要ですが、接続さえすればテレビの大画面でインターネットの世界へアクセスできます。ウェブブラウザ機能に加え、メールソフトとしての機能も充実しており、USBキーボードを使った本格的な文字入力はもちろん、コントローラー操作によるソフトウェアキーボードにも対応しています。また、メールに添付された画像を表示したり、アドレス帳を管理したりといった基本機能も網羅されており、当時急速に普及し始めていたブロードバンド環境(ADSLやCATV)にも対応した実用的なツールとして設計されています。
本作の独自性は、単なる閲覧ソフトに留まらない「遊び心」と「発信機能」です。自分専用のホームページを簡単に作成できる機能が搭載されており、作ったページを通じて携帯電話を持つ友人にメッセージを送るなど、タイトル通り「友達の輪」を広げるための仕組みが盛り込まれています。リビングのテレビを囲んで家族でネットサーフィンを楽しむという、スマートフォンの普及前夜における新しいライフスタイルを提案した、サンソフトらしい親しみやすさに満ちた一本です。
本作の案内役を務める「へべれけ」は、ファミコン時代から続くサンソフトのマスコットキャラクターであり、そのシュールで愛らしい世界観は多くのファンに愛されています。本作のような実用ソフトにキャラクターを起用する手法は、デジタル機器への敷居を下げる効果がありました。へべれけたちの活躍をもっと見たい方は、彼らが主役のアクションゲームや、その独特のノリが楽しめる漫画作品などに触れることで、サンソフトのユニークな作家性をより深く味わうことができます。













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