『三國志VIII』は、2002年1月24日にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)からPlayStation 2向けに発売された歴史シミュレーションゲームで、「三國志」シリーズの第8作にあたります。前作『三國志VII』で導入された「全武将プレイ」を継承しつつ、武将同士の関係性や人生イベントをさらに強化。結婚や義兄弟、仇敵といった人間関係の要素が加わり、武将一人の人生をより深く描くことが可能になりました。
本作では、新たに「放浪軍」システムを導入。都市を持たない勢力として各地を転々としながら仲間を募り、機を見て旗揚げするプレイが可能です。武将の身分も拡張され、君主・太守・軍師・一般・在野に加え、頭領や同志、軍団長(都督)といった立場が登場。シナリオ数はシリーズ最多の51本を収録し、史実から仮想まで幅広くカバーしています。
パワーアップキット版では、新シナリオや「戦術キャンペーンシナリオモード」、子供の育成要素、追加武将などが実装され、PS2版やPSP版にも反映されました。PSP版では携帯機での全武将プレイと豊富なシナリオを楽しむことができます。
PS2版
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