『鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー』は、2000年にコーエーよりWindows向けに発売され、2001年にはPlayStation 2版も登場した、マイクロキャビン開発による海戦アクションゲームで、シリーズ第1作にあたるゲームオリジナル作品です。
本作は、第二次世界大戦期をベースにした架空の世界を舞台に、プレイヤーが「第零遊撃部隊」の指揮官として、各国が開発を進める“超兵器”の完成と配備を阻止するために戦う内容です。プレイヤーは艦船を操作し、敵艦隊との戦闘やミッションを遂行していきます。登場する艦艇は史実の艦船に加え、Z44級やガルム級などの架空艦も多数登場し、兵装や性能も独自に設定されています。
ゲームはリアルタイムで進行し、艦船のカスタマイズや兵装の選択によって戦術の幅が広がります。サウンドは福田康文が担当し、戦闘中の緊張感を高める演出が施されています。シリーズはその後『鋼鉄の咆哮2』『鋼鉄の咆哮3』へと続き、艦船設計や戦略性が強化されていきますが、本作はその原点として、海戦アクションの基礎を築いた重要な位置づけとなっています。













コメントを追加