『まみむめ☆もがちょのプリントアワー』、2000年12月21日にアイディアファクトリーから発売されたPlayStation 2対応のプリントバラエティソフト。
テレビアニメに先駆けて登場したユニークなキャラクターたちとおしゃべりを楽しみながら、自分だけのオリジナルグッズを作成できる、実用性とエンターテインメントが融合した作品となっています。
本作は、PlayStation 2専用プリンタ「popegg（ポップエッグ）」に対応しており、ゲーム内でデザインしたデータを実際に紙やシールへ印刷して楽しむことができます。プレイヤーは、不思議な生き物「もがちょ」やその仲間たちと会話をしたり、ミニゲームで遊んだりすることで、デザインに使用できる新しいイラスト素材やアイテムを入手していきます。ただツールとして使うだけでなく、キャラクターとの賑やかなコミュニケーションを通じて素材を集める過程そのものが、ゲームとしての楽しさを生み出しています。
印刷機能では、年賀状や暑中見舞いといったハガキ作成から、便箋、名刺、カレンダー、シールまで多彩なグッズを作ることが可能です。さらに、目や鼻などのパーツを組み合わせて友だちや家族の顔を作る「モンタージュ機能」も搭載されており、作成した似顔絵をもがちょたちと共演させて印刷するなど、アイデア次第で遊びの幅が広がります。
テレビ画面の中だけで完結せず、プリンタを通じて「モノ」として手元に残る体験は、デジタル機器の黎明期ならではの新鮮な驚きと創造る喜びをプレイヤーに提供しました。
本作は、2001年にテレビ東京系で放送されたテレビアニメ『まみむめ☆もがちょ』を題材としています（ゲームはアニメ放送に先駆けて発売）。セガが制作を担当したこのアニメは、3DCGとクレイアニメを融合させた独特の映像表現と、世話好きでその場のノリで変身してしまう主人公「もがちょ」が繰り広げるシュールでハイテンションなドタバタコメディが特徴です。
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