『PrintFan with popegg(プリントファン ウィズ ポップエッグ)』は、PlayStation 2をパソコンのように活用し、ハガキ作成や電子メールのやり取りを楽しむための実用ソフトウェアです。2000年12月21日にソニー・コンピュータエンタテインメント(現・ソニー・インタラクティブエンタテインメント)から発売されました。
本作は、PS2本体のUSB端子に市販のインクジェットプリンタ(Canon、EPSON、HPなどの対応機種)を接続することで、テレビ画面上でデザインした年賀状や暑中見舞い、オリジナルシールなどを印刷できるツールソフト『PrintFan』と、不思議なタマゴ型キャラクターがメールを運んでくれるメールソフト『popegg』がセットになっています。『popegg』は、当時大流行していた「PostPet(ポストペット)」の姉妹ソフト的な位置づけで、メールを書くとキャラクターがペットのように成長し、インターネットを通じて相手に手紙を届けてくれるという遊び心溢れる仕様でした。
当時のPS2は単なるゲーム機ではなく、「家庭内の情報ハブ」を目指して開発されており、本作はそのコンセプトを具現化したタイトルの一つです。コントローラーを使って文字を入力したり、スタンプを配置してデコレーションしたりと、PCを持っていなかった層でもデジタルな創作活動を楽しめるよう工夫されていました。ただし、実際に使用するにはUSBモデムや対応プリンタ、メモリーカードなどの周辺機器が必要であり、環境を整えるハードルはそれなりに高いものでした。
本作の楽しみは、自分の思いを形にして誰かに「届ける」ことです。メールやSNSが当たり前になった今だからこそ、あえて時間をかけて手書きのメッセージカードや、お気に入りの写真をプリントして送ることは、相手への特別な贈り物になります。思い出を美しく残すためのフォトプリンタや、上質なカード用紙を提案します。













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