『DX人生ゲームV』は、2002年12月5日にタカラより発売されたプレイステーション用ボードゲームで、シリーズ最終作として“人生の幸福度”に焦点を当てた新機軸が導入された作品です。

本作では、従来の資産競争に加えて「家族の幸福度」が勝敗に影響する「マイホームモード」が新登場。職業は3桁を超える選択肢が用意され、進学・就職・結婚・育児など、人生の分岐点で多彩なイベントが発生します。マップは複数のサブマップを自由に組み合わせて構成でき、プレイヤーごとに異なる人生設計が可能。金八先生のパロディなど、ユーモアを交えた演出も盛り込まれています。

ゲームは最大4人までの対戦に対応し、マルチタップを使えば同時プレイも可能。「せっかち」「ほどほど」「のんびり」の3タイプのメインマップに加え、大学生マップや職業別のショートマップも登場。イベント数や選択肢の多さはシリーズ最大級で、長時間でも飽きずに楽しめる構成となっています。