『電光石火 ミクロランナー 〜マニアック博士の秘策〜』は、身長数センチの小型ロボットとなり、キッチンや勉強机といった巨大な日常空間を爆走するトップビュー視点のサバイバル・バトルレースゲーム。2000年11月2日にスパイクからプレイステーションで発売され、海外で大ヒットした『Micro Machines』シリーズを日本向けにアレンジした作品として登場しました。

本作の舞台は、マニアック博士の屋敷の中です。プレイヤーは博士によって生み出された「ミクロランナー」と呼ばれるロボットたちを操作し、自由を勝ち取るために過酷なレースへ挑みます。コースは「散らかった朝食のテーブル」や「水が流れる実験室のシンク」「庭の芝生」などで構成されており、定規の橋を渡ったり、パンケーキの上を跳ねたりといったギミック満載の障害物競走が展開されます。

レースシステムは一般的な周回制とは異なり、トップのプレイヤーが画面端まで先行し、他のライバルを画面外へ追いやることでポイントを獲得する「脱落式サバイバル」を採用しています。ハンマーや地雷といった凶悪な妨害アイテムも多数用意されており、単に速く走るだけでなく、相手をコース外へ弾き飛ばすラフプレイが勝利の鍵を握ります。

『電光石火 ミクロランナー』は、アメリカのハズブロ社などが展開していたミニカー玩具シリーズ「Micro Machines(マイクロマシーン)」を題材にしたゲーム『Micro Machines V3』の日本ローカライズ版です。日本版ではキャラクターやストーリーが独自のものに差し替えられています。

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