『スタディクエスト 計算島の大冒険』は、岡山県の学習塾「志学社」が開発・販売を手掛けた、異色の算数学習ロールプレイングゲーム。2000年7月6日に志学社からPlayStationで発売されました。
本作は、小学校1年生から6年生までの算数カリキュラムに対応しており、プレイヤーは「計算島」を舞台に冒険を繰り広げます。フィールドは3Dポリゴンで描かれており、ジャンプなどのアクションを駆使して落とし穴を飛び越えたり、空中に浮遊する「トレードコイン」を回収したりしながら探索を進めます。敵との戦闘は「スタディバトル」と呼ばれ、出題される計算問題に対し、手持ちの「数字カード」を組み合わせて解答することで攻撃を行います。
学習ソフトでありながら、ゲームとしての難易度は非常にシビアに設定されています。戦闘では制限時間内に正解しなければ攻撃できないだけでなく、敵モンスターがプレイヤーの手札(数字カード)を破壊する妨害工作を行ってくるため、単なる計算力だけでなく、カードリソースの管理や素早い判断力が求められます。また、シンボルエンカウント方式でありながら敵が一直線に追いかけてくる仕様や、ジャンプアクションの操作性など、学習塾ならではのストイックな設計思想が随所に見られる作品です。
本作は「RPGの世界観で楽しく勉強する」というコンセプトを掲げた意欲作でした。現代において、その精神をより洗練された形で受け継いでいるのが、子供たちに大人気の学習ドリルシリーズです。ここでは、カッコいいドラゴンやモンスターのイラストと共に、ストーリー仕立てで算数を学べるドリルを紹介します。ゲームのような没入感で、毎日の学習習慣を身につけるきっかけとなる一冊です。
ドラゴンドリル [学習書]













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