『対局囲碁 真髄・碁仙人 弐號』は、2000年3月23日にJ・ウイングから発売されたPlayStation対応の囲碁シミュレーションゲーム。1999年に発売された前作『対局囲碁 真髄・碁仙人』の続編であり、思考ルーチンを大幅に強化して「強さ」と「打ち味」を追求した本格派タイトルです。

本作は、コンピュータの思考エンジンが改良され、前作以上に人間味のある柔軟な打ち筋を実現しています。「入門」から「高段」まで幅広い難易度設定が可能となっており、これから囲碁を覚えたい初心者から、腕に覚えのある上級者まで、自分の実力に合わせた対局を楽しむことができます。また、定石データの収録数も増加しており、序盤の布石におけるバリエーションが豊かになりました。

対局中の機能も充実しており、一手戻す「待った」機能や、次の一手をコンピュータが教えてくれる「ヒント」機能はもちろん、盤面を自由に編集して特定局面からの対局を行える「盤面編集」機能も搭載されています。対局相手としてだけでなく、定石の研究や詰碁の作成など、囲碁学習のツールとしても活用できる質実剛健な一本です。

『真髄・碁仙人 弐號』は、東洋の伝統的なボードゲーム「囲碁」を題材にしています。黒と白の石を使って盤上の陣地(地)を囲い合い、その広さを競うゲームで、数千年以上の歴史を持つ知の格闘技です。

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