『バンパイアハンターD』は、1999年12月9日にビクターインタラクティブソフトウェアより発売されたPlayStation用のアクションアドベンチャーゲームです。原作は菊地秀行による同名小説シリーズで、本作は2000年に公開された劇場アニメ『Vampire Hunter D: Bloodlust』をベースに制作されました。プレイヤーはダンピール(吸血鬼と人間の混血)である“D”となり、吸血鬼にさらわれた令嬢シャーロットを救出すべく、チェイテ城を舞台にした探索と戦闘に挑みます。
ゲームは固定カメラ視点によるラジコン操作型の3Dアクションで、探索・戦闘・アイテム収集を軸に進行。Dの武器である長剣や、左手に宿る“人面疽”の特殊能力を駆使して、吸血鬼やモンスターと戦います。原作や映画に登場するキャラクターたちも多数登場し、マルチエンディング方式を採用。プレイヤーの選択や行動によって物語の結末が変化します。
また、劇場版と同様にキャラクターデザインは箕輪豊、監督は川尻善昭が担当。声優陣も田中秀幸(D)、永井一郎(左手)、林原めぐみ(レイラ)など豪華な布陣で、アニメファンにも強く訴求する内容となっています。
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