『第2次スーパーロボット大戦』(PlayStation版)は、1999年12月2日にバンプレストから発売されたシミュレーションRPGで、1991年にファミコンで登場した同名タイトルのリメイク作品です。開発はウィンキーソフトが担当し、シリーズの原点とも言えるゲームシステムとストーリーを、当時の最新ハードであるPS向けに再構築した内容となっています。
物語は、地球に迫る外宇宙からの脅威に備えるため、天才科学者ビアン・ゾルダーク博士が結成した武装組織「ディバイン・クルセイダーズ(DC)」が、武力による世界統一を目指して反乱を起こすところから始まります。プレイヤーは、ホワイトベース隊を中心とした連合軍の指揮官として、DCとの戦いに挑みます。
PS版では、ファミコン版のシナリオをベースにしつつ、グラフィックやインターフェースが大幅に強化され、戦闘アニメーションやBGMも刷新。さらに、精神コマンドやユニット改造、強化パーツといった後のシリーズで定番となる要素が導入され、より戦略性の高いゲームプレイが実現されています。
登場作品には『機動戦士ガンダム』『マジンガーZ』『ゲッターロボ』などの定番に加え、『逆襲のシャア』『F91』『グレンダイザー』『魔装機神サイバスター』なども参戦。特にサイバスターやグランゾンといったオリジナル機体の存在が、シリーズの世界観を広げるきっかけとなりました。
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