『ガレリアンズ』は、自身の精神と肉体を蝕む「薬」を武器に戦う、退廃的なSFサイキックアクションゲーム。1999年8月26日にアスキーからPlayStationで発売されました。
西暦2522年の未来都市「ミケランジェロ・シティ」を舞台に、記憶を失った少年リオンが、自らの出自と、人類の脅威となる人工知能「ドロシー」の野望に立ち向かいます。本作最大の特徴は、超能力を発動するために「薬物投与」が必須となるシステムです。攻撃用の「ナルコン」、衝撃波の「レッド」、浮遊能力の「D-エンド」といった薬剤を自らの首筋に注射することでサイキック能力を発動させます。
しかし、薬の使用には代償が伴います。精神ゲージ(AP)が限界を超えるとリオンは「ショート(暴走)」状態に陥り、周囲の敵の頭部を破裂させるほどの強力な念動力を放ち続ける一方で、自身のHPも急速に減少し続ける危険な状態となります。この暴走を制御するために鎮静剤「デルメトール」を探し回るという、中毒者の禁断症状にも似た緊張感が常に付きまといます。キャラクターデザインには『多重人格探偵サイコ』の田島昭宇を起用し、そのスタイリッシュかつ病的なビジュアルが、作品全体のダークな世界観を決定づけています。
本作のキャラクターデザインを担当した田島昭宇は、漫画『多重人格探偵サイコ』や『魍魎戦記MADARA』で知られる漫画家・イラストレーターです。その独特な線のタッチと、ゴシックやパンクを融合させたファッションセンスは本作でも遺憾なく発揮されており、後にOVA化やPS2での続編『ガレリアンズ:アッシュ』も制作されました。













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