『エコーナイト#2 〜眠りの支配者〜』は、プレイステーション用ソフトとして発売されたホラーアドベンチャーゲーム。前作「エコーナイト」の続編にあたる作品であるが、設定や世界観が繋がっている点のみで、完全に独立したストーリー。主人公も同姓同名の別人となる。プレイヤーの行動が物語の展開に反映されるようになったりと、前作以上に物語や演出が洗練されています。

あらすじ

1949年、アメリカ。

リチャード・オズモンドの恋人であるクリスティーナが消息を絶って三か月が経過した。

大学の職員だった彼女は、図書館の特別室に出かけたっきり霧のように消え去ってしまったのだ。

一向に進展を見せない警察の捜索に苛立ちを募らせたリチャードは、幸いにも図書館に勤めている知り合いのケントに頼み込み、何が起きたかを調べるため夜の図書館へと侵入。

そこで貸出名簿からクリスティーナの調べていた一冊の古本を発見。その中には彼女と生き写しかのように似ている女性を写した写真が挿入されていた。

本の記述によれば、その女性の名はジェシカ・クランシー。

旧家の名門クランシー家の現当主夫人だ。

直感から孤児として育ったクリスティーナが出生の秘密を探るべくクランシー家を訪ねたことを悟ったリチャードは、夜の帳を車で走り深い森を抜けようとするが、ハンドル操作を誤り木に激突。

意識を失い、脳裏に女性が撃ち抜かれる光景がフラッシュバックしたリチャードが目を覚ますと、そこはもう屋敷の中だった。