『ふぃんがあ ふらっしんぐ』は、誰もが知る「じゃんけん」のルールをベースにした、直感型パズルアクションシューティング。1999年7月15日にアフェクトからPlayStationで発売されました。
本作の主人公は、一人前の魔女を目指す少女「ポイ」と、ロケットランチャーをぶっ放す少年「サイケ」。プレイヤーは彼らを操作し、画面奥から迫りくる「手の形をしたモンスター」たちを撃退していきます。最大の特徴は、PlayStationコントローラーの4つのボタン(○、×、△、□)をフル活用する操作システムです。敵は「グー」「チョキ」「パー」のいずれかの形をしており、プレイヤーは瞬時に「勝てる手」に対応したボタンを押して攻撃しなければなりません。
例えば、グーの敵が来たらパー(に対応するボタン)を撃つ、といった具合です。頭では分かっていても、敵のスピードが上がると指が追いつかなくなるもどかしさが、絶妙なパズル性とアクション性を生み出しています。また、同じ種類の敵が並んでいるときに特定の倒し方をすることで発生する「連鎖」システムもあり、爽快感も抜群。全100ステージにも及ぶストーリーモードや、白熱の対戦モードも搭載されており、単純ながらも奥深い「反射神経と判断力の限界」に挑める一作です。
本作を開発したアフェクトは、『麻雀幼稚園たまご組』シリーズなどの教育・学習ソフトや、カジュアルなテーブルゲームを得意としていたメーカーです。本作『ふぃんがあ ふらっしんぐ』は、一見すると子供向けの知育ゲームのようですが、後半の難易度はゲーマーをも唸らせるレベルに達しており、アクションゲームとしての完成度は非常に高いものでした。後にゲームアーカイブスでも配信され、手軽に遊べる隠れた名作として再評価されています。













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