『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』は、1998年にタカラが発売したプレイステーション用シミュレーションRPGで、1990年代に放送された「勇者シリーズ」7作品を中心に、サンライズ制作のロボットアニメが一堂に会するクロスオーバー作品です。発売当時は『勇者王ガオガイガー』の放送終了直後であり、ファンの期待が高まる中で登場した本作は、ゲームオリジナルの勇者「バーンガーン」を軸に、壮大な物語が展開されます。
プレイヤーは主人公・芹沢瞬兵として、宇宙の絶対悪グランダークに立ち向かいます。物語はテレビアニメの構成を模した1話完結型で進行し、Aパート、アイキャッチ、Bパート(戦闘)、インターミッションという流れが採用されています。戦闘は素早さ順に行動するリアルタイム方式で、向きや属性によるダメージ補正、カットイン演出などが盛り込まれています。バーンガーンはプレイヤーの育成によって武装が変化し、戦略性を高めます。
登場作品は『勇者エクスカイザー』『ファイバード』『ダ・ガーン』『マイトガイン』『ジェイデッカー』『ゴルドラン』『ダグオン』に加え、『装甲騎兵ボトムズ』『太陽の牙ダグラム』『機甲界ガリアン』などもスポット参戦します。各作品の名場面や合体シーンは新規アニメーションや原作映像で再現され、ファンにはたまらない演出が随所に施されています。サブストーリーでは各勇者の部屋を訪れることでイベントが発生し、原作の裏話やドラマCDの内容を踏まえた展開が楽しめます。
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