『TOYS DREAM』は、1998年11月26日にKSSより発売されたPlayStation対応のアイテム発明シミュレーションゲームで、戦災孤児の少年少女たちが研究所の借金返済を目指す作品です。

プレイヤーは4人の主人公から1人を選び、町の住人から依頼を受けて材料を集め、研究所で発明品を製作して資金を稼ぎます。ゲームは1日単位で進行し、探索・採集・生産を繰り返すことで物語が展開されます。発明品は現実的な構成となっており、くず鉄から歯車を作る、自転車を組み立てるなど、科学的な要素が強く反映されています。

図鑑やイベント達成率の引き継ぎ要素があり、再プレイ時にもやり込みが可能です。キャラクターごとの得意分野や体力差が発明の成功率に影響し、発明品によって移動距離や運搬量が変化します。依頼内容はおもちゃ作りから街の復興支援まで多岐にわたり、子供たちの暮らす世界の広さと多様さが伝わります。