『R-TYPE Δ』(アール・タイプ デルタ)は、アーケードで絶大な人気を誇る横スクロールシューティングの金字塔「R-TYPE」シリーズのPlayStationオリジナル作品。1998年11月19日にアイレムソフトウェアエンジニアリングから発売されました。

本作は、アイレムのゲーム事業再編後に放たれた「復活の狼煙」とも呼べるタイトルです。最大の特徴は、シリーズで初めてグラフィックをフル3Dポリゴン化した点にありますが、ゲーム性自体は硬派な2Dシューティングの操作感を完璧に維持しており、その完成度の高さから「3Dシューティングの最高傑作」と評するファンも少なくありません。
システム面では、フォースを敵や弾に接触させてエネルギーを充填する「ドースシステム」と、そのエネルギーを一気に開放して画面全体の敵を殲滅する強力な兵器「Δ-ウェポン(デルタウェポン)」を新たに搭載。これにより、「フォースを攻撃に使うか、防御に使うか、あるいはエネルギー源として使うか」という戦略的な駆け引きが生まれました。

プレイヤー機体は、万能型の「R-9AII デルタ」、てんとう虫のような変形ロッドを操る「R-X アルバトロス」、そして有線アンカーフォースを持ち、その禍々しいデザインと悲劇的なエンディングで語り草となっている「R-13 ケルベロス」の3機(+隠し機体)から選択可能。重厚でダークな世界観、緻密に計算された敵配置、そして3Dならではの演出が見事に融合した、シューティング史に残る名作です。

【シリーズ概要:R-TYPE(アール・タイプ)】
1987年にアーケードで稼働を開始した、アイレムを代表するシューティングゲームシリーズです。無敵の兵器「フォース」を脱着して戦う独自のシステムと、生体兵器「バイド」が織りなすグロテスクかつ美しい世界観、そして極めて高い難易度で知られています。本作『Δ』で確立された世界観や設定は、後の集大成『R-TYPE FINAL』シリーズへと深く受け継がれていきました。

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