『ファミレスへようこそ!』は、ファミリーレストランのオーナーとなり、地域一番店を目指して店舗網を拡大していく経営シミュレーションゲーム。1998年11月5日にベックからPlayStationで発売されました。
プレイヤーは新規店舗の立地選定から始まり、テーブルや観葉植物といった内装のコーディネート、提供するメニューの構成決定、ウェイトレスの制服デザイン、そして従業員の採用・教育まで、店舗運営に関わるあらゆる権限を行使します。ゲーム画面は3Dポリゴンで描画されており、店内を忙しく動き回る店員や、ハンバーグやパフェなどの料理を楽しむ客の様子を視覚的に確認できる点が特徴です。
経営が軌道に乗れば2号店、3号店とチェーン展開が可能となり、ライバル店との競争を勝ち抜きながら、最終的にはレストラン経営の枠を超えて「遊園地」を建設するという壮大なゴールを目指します。また、シミュレーションパートとは別に「食」に関する知識を問う早押しクイズモードも収録されており、食材の旬や料理の起源といった約1000問の雑学問題に挑戦することができます。
本作が発売された90年代後半は、ファミリーレストランが日本全国に定着し、多様な食文化を大衆に提供していた時代です。ゲーム内でメニューを開発し、客を喜ばせる体験は、日本の外食産業が歩んできた工夫と進化の歴史そのものです。ここでは、日本の食卓を変えた外食チェーンの誕生秘話や、メニュー開発の裏側にある戦略を解説した書籍を紹介します。普段何気なく利用しているファミレスの凄さを知ることで、オーナーとしての経営判断にも熱が入るはずです。
外食の歴史 [書籍]













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