『御意見無用2』は、1998年にケイエスエスより発売された3D対戦格闘ゲームで、前作『御意見無用 〜Anarchy in the NIPPON〜』の続編にあたります。本作は、ヤンキー、極道、プロレスラー、忍者など、クセの強いキャラクターたちが登場する異色の格闘ゲームとして知られています。

ゲームシステムは『バーチャファイター』シリーズを彷彿とさせる3D格闘スタイルをベースにしつつ、壁コンボやリングアウト、重量差による吹き飛びなど、独自の要素を多数導入しています。キャラクターごとに個性的なストーリーやコスチュームが用意されており、練習モードやオプション設定も充実。操作性やスピード感に優れ、コンボの爽快感が高い点が評価されています。

一方で、キャラクター数の少なさやグラフィックの粗さ、ステージ演出の簡素さなど、粗削りな部分も見られますが、マニアックな格闘ゲームファンの間では“隠れた良作”として語られることもあります。