『MTBダートクロス』は、起伏に富んだ大自然のコースをマウンテンバイク(MTB)で駆け抜ける自転車レースゲーム。1998年10月15日にサミーからPlayStationで発売されました。
本作は、単に坂を下るだけのダウンヒル競技ではなく、過酷な登り坂や障害物が待ち受けるクロスカントリー要素を含んだレースを展開します。プレイヤーは性能の異なる6人のライダーから1人を選択し、森林、渓谷、雪山といった全5コース(+逆走コース)の走破を目指します。
最大の特徴は、ライダーに「スタミナ(体力)」の概念が存在することです。ペダルを漕いで加速したり、急な坂を登ったりするとゲージが減少し、スタミナが尽きると極端にスピードが落ちてしまいます。そのため、下り坂ではペダルを止め、慣性を利用して体力を回復させるといったペース配分が重要になります。また、自転車では越えられないような急勾配や階段状の段差では、自転車から降りて車体を担いで走る「ラン」というアクションが可能です。状況に応じて「乗る」か「走る」かを判断する、トライアスロンのような戦略性が盛り込まれています。
本作のように、自転車レースにおける「坂道」は、選手にとって最大の試練であり見せ場でもあります。ペダルを漕ぐ足が限界を迎え、それでも頂上を目指して進む「クライマー」たちの情熱を知ることは、ゲーム内のスタミナ管理にも熱い意味を与えてくれます。ここでは、自転車ロードレースに命を懸ける高校生たちを描いた、曽田正人氏による伝説の自転車漫画を紹介します。特に「坂」に対する執念の描写は、自転車ゲームをプレイする際のメンタリティを熱く刺激してくれるはずです。
シャカリキ! [コミック]













コメントを追加