『OverBlood 2』は、環境破壊によって荒廃した未来の地球を舞台に、人類の存亡に関わる陰謀へと巻き込まれていく主人公たちの戦いを描いたシネマティック・3Dアクションアドベンチャー。1998年7月23日にリバーヒルソフトからPlayStationで発売されました。

物語の舞台は西暦2115年。深刻な地球温暖化と大気汚染により、人類は巨大な環境維持装置に守られたドーム都市での生活を余儀なくされています。主人公のアカーシは、辺境の都市「イーストエッジ」で、ライトセイバーのような武器を用いて戦う格闘競技「ジャンク・ブレード」の選手として生活していました。ある日、謎の男との出会いをきっかけに、彼は自身の隠された過去と、世界を支配する「ハイ・インダストリー社」の暗部、そして「オーバーブラッド」と呼ばれる存在の意味を知る壮大な旅に出ることになります。

本作はCD-ROM2枚組の大ボリュームで構成されており、全7章のエピソード形式で進行します。フィールドはフルポリゴンの3D空間で構築されており、アクション要素のある戦闘パートと、アイテムや情報を集めて進路を切り開くアドベンチャーパートを行き来します。プレイヤーは主人公のアカーシだけでなく、情報屋のナバロ、謎の女性マリという能力の異なる3人のキャラクターを状況に応じて使い分けながら攻略します。後にレベルファイブを設立する日野晃博氏がディレクター・脚本・メインプログラムを務め、フルボイスによる会話シーンや、ワイヤーフレームを多用したスタイリッシュな演出など、映画的な没入感を意識した作り込みがなされています。

本作のタイトルにある「OverBlood」という言葉や、SFサスペンスとしての原点を知るためには、前作にあたる第1作目のプレイが推奨されます。前作は閉鎖された研究所からの脱出を描いたサバイバルホラー形式であり、本作とはゲーム性が異なりますが、遺伝子操作やクローン技術といったシリーズを貫く根源的なテーマが提示されています。シリーズを通してプレイすることで、物語の核心により深く迫ることができます。

OverBlood [PlayStation]

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