1998年にメディアクエストから発売された「UNO DX」は、世界的に有名なカードゲーム「UNO」をデジタルゲーム化した作品です。本作は、セガサターンとPlayStation向けに日本国内で独占的にリリースされました。

「UNO DX」は、カードゲーム「UNO」の基本的なルールに基づいて対戦を楽しむテーブルゲームです。プレイヤーは手札のカードを、場に出されているカードと同じ色か数字に合わせて出していきます。手札を早くなくすことがゲームの目的です。「スキップ」「リバース」「ドロー2」「ワイルド」といった特殊カードを戦略的に使用することで、ゲーム展開を有利に進めることができます。

本作の大きな特徴の一つに「アドバンスドUNO ストーリーモード」があります。このモードでは、アニメ調に描かれた複数の個性的なキャラクターが登場し、日本の高校を舞台にした独自のストーリーが展開されます。プレイヤーは物語の主人公となり、これらのキャラクターとUNOで対戦することでストーリーを進行させます。ストーリーの節目にはアニメーションによるカットシーンも挿入され、ゲームの世界観を深めます。

「UNO DX」は、一般的なカードゲーム「UNO」の対戦の面白さに加え、キャラクターとの対戦やストーリーの要素が融合されており、デジタルゲームならではの遊び方を提供します。