『v』は、プレイヤーが幼稚園の入園希望者となり、優しい先生の指導の下で麻雀のイロハを学ぶ、徹底的に初心者に配慮した麻雀学習ソフト。1998年3月12日にアフェクトからPlayStationで発売されました。
本作は、「全国1000万人の麻雀ファンと2000万人のたまごたち(できないけどやりたい人)に贈る」というキャッチコピーの通り、麻雀牌の触り方すら知らない完全な初心者をターゲットにしています。最大の特徴は、プレイヤー自身が「麻雀幼稚園」の園児となり、可愛い女性の先生から手取り足取り教えてもらうというユニークな設定です。学習モードである「たまひよモード」では、麻雀の基礎を学ぶ「たまごクラス」から始まり、徐々にレベルアップする「ひよこクラス」「にわとりクラス」へと進級していきます。
難しい専門用語を極力使わず、図解やアニメーションを多用した解説は非常に分かりやすく、麻雀学習のハードルを極限まで下げています。また、学習の合間には「同じ牌を探す」といった神経衰弱的なミニゲームも用意されており、飽きずに牌の種類や役を覚えられる工夫が凝らされています。もちろん、学んだ知識を試すための「実戦対局モード」も搭載されており、最初は手牌を公開した状態でアドバイスを受けながら打つことができます。殺伐とした雀荘のイメージとは無縁の、ほのぼのとした雰囲気の中で、誰でも確実に麻雀が打てるようになる実用的な一本です。
本作の発売元であるアフェクトは、本作の好評を受けて続編『麻雀幼稚園・たまご組2 〜大会へ行こう!〜』や、姉妹作『将棋幼稚園・あゆみ組』などをシリーズ展開しました。いずれも「幼稚園」というキーワードで初心者に寄り添う姿勢を貫いており、学習ソフトとしての完成度は高い評価を得ています。ゲームで麻雀の面白さに目覚めたら、次は実際に麻雀牌に触れてみるのが一番の上達法です。













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