『ロストチルドレン(The City of Lost Children)』は、ジャン=ピエール・ジュネ監督のカルト映画を全編フル3DCGでゲーム化した探索型アドベンチャー。1998年1月15日にゲームバンクからPlayStationで発売されました。

開発は『ワイプアウト』などで知られるイギリスのPsygnosis(サイグノシス)が担当しています。映画の持つ陰鬱で退廃的なスチームパンクの世界観を、当時の最高水準であるプリレンダリングCG背景で忠実に再現しています。プレイヤーは孤児の少女ミエットとなり、夢を盗む科学者クランクに誘拐された弟分を救うため、霧と闇に包まれた港町を彷徨います。

本作を特徴づけるのは、その容赦のない難易度と独特の操作性です。『バイオハザード』のようなラジコン操作と固定カメラ視点を採用していますが、画面の切り替わりが多く、自分がどこにいるのかを見失いがちです。さらに謎解きはノーヒントに近いものが多く、アイテムの判定もシビアなため、プレイヤーは手当たり次第に調査を繰り返すことになります。その結果、調査失敗時にミエットが発する「何も出ないわ」「絶対無理だわ」というボイス(CV:宮村優子)を延々と聞き続けることになる、精神的にもハードな作品です。

原作『ロスト・チルドレン』は、1995年に公開されたジャン=ピエール・ジュネとマルク・キャロ監督によるフランス映画です。夢を見ることができない天才科学者が子供たちを誘拐して夢を盗もうとする奇妙な物語を、圧倒的な映像美とブラックユーモアで描き、カンヌ国際映画祭などで高い評価を受けました。

ロスト・チルドレン (映画Blu-ray)

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