『ドミノ君をとめないで。』は、勝手に走り続けるドミノ牌を操作し、ステージ上の仕掛けを連鎖的に作動させていくドミノ連鎖型アクションゲーム。1998年1月8日にアートディンクからPlayStationで発売されました。
「ドミノ倒し」をテーマにしていますが、プレイヤーは牌を並べる神の視点ではなく、**自らがドミノ牌となって走り回る**というユニークな視点を採用しています。主人公の「ドミノ君」は自動で前進し続け、プレイヤーは左右の移動とスピード調整を行いながら、ボタンを押してフィールド上に自分の分身(ドミノ牌)を設置していきます。そしてコースを周回して戻ってきた際、自ら設置した牌に体当たりして倒し、その倒れる勢いでスイッチを押してギミックを作動させるという、アクションとパズルが融合したシステムです。
ステージ上のギミックは、ビリヤード台やコンビニ、一般家庭などをモチーフにしており、ドミノが倒れることで「老人が突然マッチョになる」「電子レンジが爆発する」といったシュールでナンセンスな連鎖演出が発生します。ドミノ君以外にも、猪突猛進型の「ドミノザエモン」や宇宙人の「ド☆ミ△○」など個性的なキャラクターが登場し、それぞれ異なる性能でカオスなドミノ倒しを楽しめます。
本作は、『A列車で行こう』や『カルネージハート』で知られるアートディンクが放った異色のオリジナル作品です。同社はシミュレーションゲームの名門ですが、本作のような実験的で尖ったアイデアのゲームも数多くリリースしており、その独創性は今なおカルト的な人気を誇ります。













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