『アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ』は、PCエンジンでカルト的な人気を博した『アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』の5万年後の世界を描くファンタジーRPG。1997年12月25日にライトスタッフからPlayStationで発売されました。
前作から長い時が流れ、環境破壊によって汚染された大地「アルナム」を舞台に、孤児院育ちの少年クスミダと幼馴染のカリンが、世界の命運を握る戦いに巻き込まれていく物語です。前作同様、イラストレーターの木村明広(キムヒロ)がキャラクターデザインを担当し、結城比呂、菊池志穂、久川綾、子安武人といった90年代を代表する豪華声優陣を起用しています。
本作はCD-ROM3枚組の大ボリュームですが、そのうちの「DISC 3」はなんと**エンディングアニメーション専用**となっています。ゲーム本編をクリアした後、ディスクを入れ替えて約30分にも及ぶフルアニメーションのエンディングを鑑賞するという、当時の家庭用ゲーム機ならではの贅沢な構成が話題となりました。戦闘システムはオーソドックスなコマンド選択式ですが、アイテム調合による「香華術」や、前作のキャラクター(十二神徒)が登場するファンサービス要素を盛り込んでいます。
本作のキャラクターデザインおよび世界観設定を手掛けた木村明広は、90年代に『エメラルドドラゴン』などで絶大な人気を誇ったイラストレーターです。本作はライトスタッフの倒産直前に発売されたため、シリーズとしては本作で完結となりましたが、その独特の世界観は今も根強いファンを持っています。













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