『LOMAX(ロマックス)』は、パズルゲームの金字塔「レミングス」の世界観を受け継ぎ、勇敢な騎士となって冒険する横スクロールアクションゲーム。1997年12月18日にトミーからプレイステーションで発売され、英国の名門スタジオPsygnosis(シグノシス)が開発した『The Adventures of Lomax』の日本ローカライズ版として登場しました。
物語は、邪悪な魔術師「イーブル・エド」によって洗脳され、モンスターに変えられてしまった仲間のレミングたちを救うため、英雄ロマックスが立ち上がるというものです。プレイヤーはロマックスを操り、美しい2Dグラフィックで描かれた森や荒野、古城などのステージを攻略します。基本攻撃は体を回転させて体当たりする「スピンアタック」ですが、道中で手に入る魔法のヘルメットをブーメランのように投げたり、パズル版レミングスのように「橋を架ける」「穴を掘る」といった特殊能力を駆使したりして進路を切り開くパズル要素も盛り込まれています。
本作の最大の特徴は、プレイステーションの2D描写能力を極限まで活かした緻密なドット絵グラフィックです。キャラクターの滑らかなアニメーションや背景の描き込みは芸術的評価が高い一方、ゲームバランスは「洋ゲー」らしく非常にシビアです。落下死しやすい地形や嫌らしい敵の配置など、可愛らしい見た目とは裏腹に、アクションゲーム上級者をも唸らせる歯ごたえのある内容となっています。
『LOMAX』は、1991年にPsygnosisから発売されたパズルゲーム『レミングス(Lemmings)』シリーズを題材にしています。集団でひたすら行進する小さな妖精「レミング」たちに指示を与え、ゴールへ導くという斬新なルールで世界的な大ヒットを記録しました。本作の主人公ロマックスは、そのレミング族の英雄という設定です。













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